デフレ脱却議連「早急かつ徹底的な円高対策を求める緊急声明」

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デフレ脱却議員連盟で、今回の急激な円高に対して緊急声明を出し、松原仁会長と私で国会内で記者発表を行いました。原文作成は宮崎たけし衆議院議員です。

なお、急激な円高に望まれる金融緩和も合わせてご覧ください。

(それにしても今日は二つも提言を出しましたが、大変あわただしい一日でした。もちろん政局を意識したものではありません。純粋な提言です。)


民主党・デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟有志

早急かつ徹底的な円高対策を求める緊急声明

平成22年8月13日

 今般、米景気の先行き不安に伴い為替相場が一時15年ぶりの高水準となる1ドル84円台に突入するなど、急激な円高が発生している。

米FRBは景気の先行き懸念に対し、即座に信用緩和政策の再開に踏み切るなど、機動的かつ大規模な金融政策を展開しつつある。

一方、わが国の政策当局の反応は緩慢かつ危機意識に欠けると言わざるを得ない。政府は円高に対し一定の対決姿勢を示したものの、その発言や行動にさらなる踏み込みを期待する。

また、日本銀行にいたっては、金融政策決定会合を開催したにもかかわらず具体策を打ち出すことなく、あまつさえ関係者が今回の経済危機を軽視するかのごとき発言を行うなど、あまりに当事者意識が感じられない。

かつてリーマンショックにおいて、米欧発の不況だったにもかかわらず、金融政策の対応の失敗と長期にわたるデフレによってわが国経済は諸外国を上回る損害を被り、「ひとり負け」ともいうべき苦境に陥った。このままでは今回も、日本経済が再び「ひとり負け」を繰り返し「二番底」に陥る可能性も否定できない。

現在の円高を放置すれば、輸出産業の業績悪化を引き金として、外需主導で景気回復が図られてきた日本経済が再び低迷し、デフレがさらに深刻化するのは必至である。デフレからの脱却を進め、我が国の経済を回復軌道に乗せるためには、適正な為替水準が維持される必要がある。

そのためには、政府においては為替介入の実施についての検討、その実施のために国際的な理解を得るための外交努力などをただちに開始するとともに、日本銀行においては直ちに大幅な金融緩和に踏み切る必要がある。

以上、われわれは、日本経済を安定化させ、国民生活を守るため、政府及び日本銀行に対し、適正な為替水準を維持するため、早急かつ徹底的な円高対策を求めるものである。

(以上)

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