『宮崎哲弥大論争5時間スペシャル-日本経済の処方箋とは-』(朝日ニュースター)に出演してきました。これまで一面識もなかった司会の宮崎哲弥さんから、きちんと経済を理解している国会議員ということでのご指名で今回参加させていただきました。大変光栄です。ちなみに自民党さんからは日銀法改正の論陣をはっておられる元経済産業副大臣の山本幸三衆議院議員が参加。その他のメンバーは、下のとおりの超豪華メンバー。放送は12月30日水曜日19時からが第一回放送です。
収録は15時30分に集合し、22時過ぎに終了ですから、6時間以上。大変長時間でしたが、刺激的であっという間に終わりました。いやあ、大変勉強になりました。
メンバーをご覧になって、議論がかみ合わないかもしれないとお考えになる方がおいでかもしれませんが、いや、きちんとかみ合いましたよ。自民と民主の感情的な対立なんていうのもまったくなく、むしろ、超党派でデフレ脱却に取り組まなければならないという議論になりました。もちろん、民主党の経済政策に対するご批判などもありましたが、宮崎哲弥さんの司会の妙もあり、また、論理的な方ばかりでしたので、『朝まで生テレビ』や『太田総理』のような状態にはならなかったのは大変幸いでした。
さて、以下は、番組内やその前後でのお話の中から興味深かったもののメモです。発言者については匿名にしておきます。
・日銀は自分が天下りの対象としている金融機関がつぶれそうにならないと動かない。2003年の量的緩和導入も、はじめは為替介入のサポートかと思ったが、実は、りそな銀行がつぶれそうになったことで行ったようだ。
・副大臣、政務官が各省庁ごとにやっているからリーダーシップが出てこない。各省庁の政策の総合調整を、国対や議運などの党組織に任せることは、透明性がないからまずい。それでは自民党と同じになってしまう。国家戦略局を早く根拠法を作って形にしろ。結果的に経済財政諮問会議と同じ形式になってもいいじゃないか。
・残存期間の長い、長期国債の買い切りオペ。中銀が長く金融緩和にコミットするぞという決意表明及びそのお金でなにか政策が打てる、一石二鳥。
・ライアビリティーが円だから、日本国債が売れる。
・オバマの「チェンジ」は、民主党と共和党に分かれてしまった米国を再統合することのこと。しかし、今回の医療改革はむしろその対立を激化させてしまった。
・特定の組織がバックにある政党のみが、その特定の組織を押さえ込める。なぜなら他にいくところがないから。
・各国の景気対策の中でエコカー減税ほど成功した政策はない。
・日米関係を普天間以外のところで再構築しろ。これだけが日米関係の全体だということにならないようにしろ。
宮崎哲弥大論争5時間スペシャル
「ニュースの深層」でおなじみの評論家宮崎哲弥がお送りする年末恒例5時間SP。
政権交代後の日本経済はどうなるのか?2010年の展望を含め各界の論客が激論!放映時間:12/30(水)夜7:00~、31(木)夜11:55~、1/2(土)午後1:00~ ほか
出演者リスト
飯田泰之 (駒澤大学准教授)
勝間和代 (経済評論家)
金子洋一 (参議院議員)
小林慶一郎(経済産業研究所上席研究員)
小谷野敦 (比較文学者・作家)
紺谷典子 (経済評論家)
竹森俊平 (慶応大学教授)
藤原帰一 (東京大学大学院教授)
山崎元 (経済評論家)
山本幸三 (衆議院議員)
吉崎達彦 (双日総合研究所副所長)
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