伊勢神宮の式年遷宮(ご遷宮)を記念して開かれる東京国立博物館での特別展「伊勢神宮と神々の美術」の開会式と内覧会に行ってきました。
酷暑の中、上野駅から上野公園を歩くこと15分。東京国立博物館平成館のロビーで開会式。神宮大宮司の鷹司尚武氏、霞会館理事長の北白川道久氏(私が以前、伊勢神宮に参拝したときには神宮の大宮司でいらしてお目にかかりました。こちらの画像では後ろ姿だけが写っています。)、産経新聞会長、社長などの挨拶のあと内覧会開始。美輪明宏さんが半分くらいナレーションをしている音声ガイドを借りて、ご遷宮の折に作られた御神宝や鶴岡八幡宮、宗像大社をはじめとする神社からの展示物などを鑑賞しました。ちょっと会場は狭かったのですが堪能しました。
染付展というのもやっていましたので駆け足で拝見。あの蒼色はコバルトだそうです。そのあとレセプション会場に入ったところ、開会式からずっと時間がたっていたにもかかわらず、鷹司、北白川両氏はずっと立ったままで会場内においででした。この展覧会を通じて、神宮の重要性やご遷宮についての理解を広げたいという思いでいらっしゃったのだろうと思いますが、主催者側だとはいえお疲れだったことだろうと頭が下がります。
次回のご遷宮は平成25年です。伊勢神宮の参拝者もその影響もあってか増加傾向にあると聞きますがうれしいことです。常若の思想を具体化した20年ごとのご遷宮です。政局が生臭い中、我が国の精神的なバックボーンに少しでもふれるチャンスが持てたことはありがたいことでした。最後に、分厚いカタログとご遷宮のパンフレットをちょうだいして帰りました。(ちょっと一点、苦言を呈します。カタログの中の解説文に「神道と仏教という異なる宗教が結びつくということは意外と思われるが、・・」といった記述がありますが、内容、文体ともに首をかしげます。ひょっとしてとても若い研究者が書いたのかな??)





