日銀副総裁に山口広秀日銀理事を起用する人事案については、いつもながらの繰り言になりますので、いまさら特にコメントするつもりもありませんが、前回の日銀総裁問題の時にどうしても書けなかった素朴な疑問をどさくさにまぎれて書きます。
それは、有名かつ、それこそクルーグマンと互角に業績のある日本の経済学者が、春の日銀総裁問題にからめて「不況のときに金利を下げるのは経済学の常識でしょう。」と発言をされていたことなのです。私のような考えの人間やあるいは、ウイングをぎりぎりまで広げてマネタリストがそう発言をするのなら問題ない(たぶん結果的に金利は下がることが多いだろうから)と思うのですが、その発言をした彼は実はリアルビジネスサイクル理論(実物的景気循環理論)の大家だったのです。
リアルビジネスサイクル理論の立場に立てば、現在の株価が乱高下する状況はとにかく、私には到底賛成できませんが今年の春までの程度の状況は経済が均衡状態にあると考えるのだろうと思います。ではなぜ均衡状態で金利を下げるのでしょうか。素朴な疑問です。(私の探した限りではこの点についてはどなたも取り上げていないようです。)
別にリアルビジネスサイクル理論に異を唱えるつもりは毛頭ありませんが、どなたかヒントを頂ければと思います。こちらのコメント欄からお送りいただければ私の方に届きますのでよろしくお願いします。





