ポール・クルーグマンがノーベル経済学賞を受賞しました。専門的な業績はさておいても時事評論の分野でも大活躍で、近年の受賞者の中でもスティグリッツやセンとならんで知名度も高い人でした。思想的にも共鳴しますので素直に歓迎したいです。
私がクルーグマンの書いたものと出合ったのは、大学3年になって根岸隆先生のゼミに入った時。忘れもしない緑色のハードカバーのヘルプマンとの共著の貿易理論の本、Market Structure and Foreign Trade: Increasing Returns, Imperfect Competition, and the International Economyでした。それが私の経済学の挫折の始まり、もとい、経済学との本格的な出会いでした。でもよく考えてみるとあの本を書いた時、クルーグマンは30代前半だったんですよね、20代で「わからねぇなぁ」と読んでいて思っていた自分が情けない・・・
学部生当時のクルーグマンに講義をしたことがある某先生によると、彼はとび級を重ねていてイェール大学在学中から天才として名が轟いていたそうです。その先生も、あ、彼が講義を聴きに来ているなとわかったそうですから、栴檀は双葉より芳しということですかね。
それに比べるとわが身のふがいなさが・・・なんて嘆いていても仕方ないです。まあ、世の中は役割分担が大切。比較優位を持つ分野でもう一息、どっこいしょとがんばりますか。(そこのあなた、こんな時に戦略的貿易論なんか持ち出さないで下さいよ。)
それにしてもこのノーベル経済学賞、日本人が受賞するのはいつになるのか・・・
なお、クルーグマンの業績については、私などが説明するよりも専門家の手になる以下の記事をご覧ください。
祝♪P.R.クルーグマン!経済学賞受賞!
クルーグマンのノーベル経済学賞受賞に関する海外経済学者のコメント
金融危機に対するクルーグマン教授のコラムを読む
クルーグマンがあわせ技一本でノーベル賞を単独受賞
↓それからこちらはぜひお忘れなく↓必読です。
陳腐な解説とは?





