《リチャード・ギアが北京オリンピックボイコットを呼び掛け、ダライ・ラマ14世が会見、チベット暴動で国際調査をもご覧ください。》先日のブログでダライ・ラマ14世が会見、チベット暴動で国際調査をとタイトルを記しました。単に新聞報道に会わせた記述ですが、「チベット暴動」という表記は、暗に中華人民共和国によるチベット併呑を正当化している気がしてきて大変に気になってきました。
私の立場はいうまでもなくチベットは中華人民共和国とは文化伝統的にもまた政治的にもまったく別個の独立した存在(国家)であるとするもので、今回の事件は中華人民共和国による虐殺であると考えます。
とはいえ、国際問題(チベットという国と中華人民共和国という国の問題!)ですのでどちらの言い分が正しいのかアプリオリに決めるわけにもいきません。個人個人が自分の頭で考える必要があります。
ところが現在のマスコミでは、特に中華人民共和国の言い分を正当化する意図はなくとも中華人民共和国経由の情報が大量に流されております。果たしてこのような状態が国際問題を判断する上で望ましいかといえば、これは間違いなく、違います。
ということで一人一人が自分の頭で情報を判断してほしいという気持ちに、罪滅ぼしの心もこめてチベットの公式サイトをご紹介します。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所さてこの名称を見てなにか変だなと思った方、するどいです。「チベット」という文言が入っておりません。これはかつて台湾の大使館が亜東関係協会、台北駐日経済文化代表処と名乗っていたのと同じく、外務省が中華人民共和国におもねって、チベットは中華人民共和国の一地方であり国家ではないということでチベットという文言を使うことを拒否したからに違いありません。裏はとっておりませんがこれが正しい推量であることを確信しています。まあ、外務省の担当課に問い合わせても、一年生あたりが電話に出て「チベット側と協議の上でそうなったので、日本外務省から押しつけたわけではありません」と想定問答通りに答えてくることでしょうから無意味かつ不愉快です。おやめになった方がいいです。こっぱ役人というのはそういうものです。
いうまでもなく中華人民共和国と国交を結ぶことと、先方の意のままに動くことはまったく別個のことです。日中親善などという空虚なスローガンに振り回されないように心しなくてはなりません。いつもは細かいことでもぎゃあぎゃあと騒ぐ国内の自称人権派の諸君が例によって妙におとなしいのが気になりますが、えせリベラルというのはそういうものでしょう。
財界も一切発言がないですね。チベットは観音菩薩を信仰する国です。であればおなじ観音を語源とするキヤノン(もとはKwanon Camera)あたりがこっそり支援してあげても罰は当たらないと思いますが、そういう話もなさそうです。中華人民共和国のいわゆる「巨大な市場」を気にしているのでしょうか?志の低いことです。北京オリンピックのボイコットを呼びかけたリチャード・ギアや同じく北京オリンピックの監督を断ったスピルバーグ監督を見習っていただける日はいつになるのでしょうか。愚痴ばかりになりました。
最後になりましたが、チベット問題の一刻も早い平和的な解決を期待するとともに、虐殺の犠牲者のご冥福を祈ります。






