<福田首相>経営側に異例の「賃上げ要求」 内閣メルマガで
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000032-mai-pol)でも報道されていますが、福田康夫総理が、今回の春闘での給与引き上げを財界トップに要請しているとのことです。
《物価が上がっても、皆さんの給与がそれ以上に増えれば、問題はありません。しかしながら、働いている皆さんの給与の平均は、ここ9年間連続で横ばい、もしくは減少を続けており、家計の負担は重くなるばかりです。日本経済全体を見ると、ここ数年、好調な輸出などに助けられて、成長を続けています。企業部門では、不良債権などバブルの後遺症もようやく解消し、実際は、大企業を中心として、バブル期をも上回る、これまでで最高の利益を上げるまでになっています。
(中略)
今まさに、「春闘」の季節。給与のあり方などについて労使の話し合いが行われています。企業にとっても、給与を増やすことによって消費が増えれば、経済全体が拡大し、より大きな利益を上げることにもつながります。企業と家計は車の両輪。こうした給与引き上げの必要性は、経済界も同じように考えておられるはずです。政府も、経済界のトップに要請しています。》
以上は政府のメールマガジンでの署名発言ですが、もちろん私の常日頃の認識とも一致しますので、私ももろ手を挙げて賛成です。
この政治家としての認識をいかに実現していくかが問題になります。では、総理が議長を勤めておられる経済財政諮問会議からのメッセージとして給与引き上げを要請されてはどうでしょうか。経済財政諮問会議の民間議員には、春闘の一方の当事者、日本経団連会長の御手洗冨士夫キヤノン株式会社代表取締役会長もいらっしゃいますから、話は早いはずです。この件については、連合会長の高木剛さんともほぼ同じ考え方ですから、労働組合を味方につければ来るべき衆議院総選挙も与党の楽勝に終わるでしょう。
本気で動くかどうかで、この発言が本心からのものか、単なる世論向けのポーズなのかが一目瞭然になります。同時に福田康夫氏の政治家としての度量も白日の下にさらされます。
福田総理、期待しております。






