超ギガバンク・メガ公庫の未来戦略―旧国営金融は国を潤すか(石川和男、桜内文城、中空麻奈:時事通信社)という本が発刊されました。
著者3名のうち石川和男さんと桜内文城さんの2名は、日本の国を良くしようという熱い志を持った私にとって大切な同志です。
石川和男さんは、現在、専修大学客員教授です。もともと通産省(現・経済産業省)にいたのですが、このまま霞が関にいていいのかという思いがあり、今年の夏に辞めて、専修大学で教職につきつつ政策提言を続けています。私とは消費者問題などへの関心も重なっているなどいろいろな意味で気の合う仲間です。
もう一人の桜内文城さんは、私とは弁論部の同期生で、大蔵省(現・財務省)で活躍していましたが、ふるさとの愛媛県南予地域のひどい状況にショックを受けて、新潟大学経済学部の助教授を今年の9月に退職して、某有名大学からの招きも断り、故郷の愛媛県宇和島市にもどっています。「国ナビ」という公会計のシミュレーションモデルを開発するかたわら、私の知らないうちに公認会計士の試験にも合格していました。
この二人と私とに共通するのは、安定した職についていたのにもかかわらず、それを放り出してやめて自分のやりかたで世の中にかかわろうとしていることです。こういうことをしようとすると身内(具体的には奥さんですね)からは猛反対を喰らうのですが、まあ「やむにやまれぬ大和魂」というところでしょう。
今回の新著書「超ギガバンク・メガ公庫の未来戦略―旧国営金融は国を潤すか」は、二人の共同作業としては最初のものです。もちろん内容はいいのですが「このタイトルじゃあ売れないだろうなあ~」と思っていたところ、なんと昨日石川和男さんからメールがきて、拙著が先週、丸善で3位(11月28日現在)、ほかの書店でも3位だったそうです。
とのこと、「本当かいな」と思いましたが、メールには証拠のpdfファイルまで添えられていました。さすがです。おみそれいたしました。
内容についてはいずれご紹介しますが、こういうキャラクターの人たちの書く本ですから、学者にありがちな空理空論ではなく、さりとて自称「政策新人類」たちの提言のような無意味のものでもありません。(ただし文章は硬いです。)もうお一方の中空麻奈さんの論文にも注目しています。
郵政民営化とか財政投融資のあり方がこのままではまずいぞ、と考えていらっしゃる方には絶対のお勧めです。
「超ギガバンク・メガ公庫の未来戦略―旧国営金融は国を潤すか」目次
第1章 財政投融資の改革
第2章 財投貸付金の証券化
第3章 郵政民営化―“超ギガバンク”ゆうちょ銀行の誕生
第4章 政策金融改革―“メガ公庫”日本政策金融公庫の登場
第5章 「一〇〇兆円証券化市場」の創出に向けて






