まもなく20時で投票箱が閉じられるという時間になりました。総務省が、参議院議員選挙の期日前投票が全国で1079万8997人だったと今日29日発表しました。この数字は、初めて1000万を超えて最高です。前回の平成16(2004)年参議院選挙での717万1390人とくらべ50.58%と5割も伸びたということです。
この数字を見ると、組織力において野党をはるかにしのぐ与党も十分にその力を発揮したということでしょう。特定政党の支持者が、一人一人に声をかけて期日前投票に連れて行くとか、老人ホームにバスを差し向けてご老人を大勢乗せて投票させるというようなこともよく聞きます。それが果たして民主主義の精神にそっているのかどうかは、他の有権者の判断に任せるべきことでしょうが、そういった戦法が今回も遺憾なく発揮されています。
また、与野党を問わず、全体的に組織での締め付けが緩んでいるはずです。となると、無党派という名前で不当に貶められている人々、つまり政治意識が高いが故に支持政党を見つけられない層が果たしてどのような選択をするのか。ここに全てがかかってきます。その意味で都会の有権者の判断よりも、むしろ地方の有権者の判断こそが、それぞれの組織のゆるみ方を推し量る上で大変重要な目安になってくることでしょう。
まもなく開票速報のテレビ番組も始まり、また20時を過ぎた時点で当選確実者が次々と出ることでしょう。一度でいいから投票箱を閉じるのとほぼ同時に当選確実になってみたいものですが、今回の選挙が今後の日本の行方を決めるというのは単なるキャッチフレーズを越えたリアリティがある言葉だと今、私も感じています。いつもはテレビをまったく見ない私ですが、今日だけは深夜までテレビの前から離れられません。





