民主党の小沢一郎代表が7月17日に、民主党の参議院候補者各陣営に送った檄文です。以下、全文の引用です。
2007年7月17日
「檄」
緩めば負ける。必死で戦え。
民主党代表 小沢一郎
参議院選挙は早くも、勝敗を決する中盤戦に入ります。
今のところ確かに、国民の生活を顧みない安倍政治に対する国民の怒りが「風」となり、我々に追い風となっています。しかし、「風」は一瞬にして変わる。変わるからこそ「風」なのです。
我々が油断して隙を見せると、「風」はすぐに変わる。今のように気が緩んだまま投票日を迎えれば、下馬評とは逆に、我々は敗北してしまいます。我々の調査・分析によると、追い風の好感触だけで、もう勝った気分になり、緩んでいる選挙区がいくつもあります。自民党候補との差がほとんど詰まっていない選挙区や、自民党候補に逆転を許してしまった選挙区さえあります。
このような激戦区で競り勝たないと、悲願の与野党逆転など不可能なのです。自民党は文字通り、なりふり構わず、必死になっています。
台風4号と新潟県中越沖地震の被害により、選挙運動の盛り上がりが鈍り、投票率の低下が心配されます。それどころか、安倍自民党は中越沖地震への迅速対応をアピールして、支持率回復につなげようとしています。
支持率の急落に危機感を強めた自民党衆議院議員が、自分自身の政治生命を守るために、本気で参議院選挙に取り組み始めました。
ごく一部とはいえ、消えた年金記録の訂正も、安倍政権への逆風を弱めるのに一定の効果を見せています。ここが踏ん張りどころです。油断せず、「風」を頼まず、地道に活動を続け、やるべきことを全てやり遂げなければなりません。
最後の一枚までビラを撒ききっていただきたい。最後の一人に至るまで、支持を頼んでいただきたい。幸運の女神は、前髪しかないと言います。女神の先に回り込み、その前髪をつかんだ人にだけ、女神は微笑みます。
私が先頭を走ります。ともに女神を追い抜き、勝利を手にしようではありませんか。





