伊勢市の平家の里、横輪川沿いの矢持町にホタルを家族で見に行ってきました。
ホタルは、午前中に雨が降り、それがあがった後の蒸し暑い陽気の夜に多くでるということですから、今日のような日は蒸し暑くもないようでしたので、出るかな出ないかなと思いながらも、時期を逃すといけないと思い、とりあえずいってみました。この時期はゲンジボタルが出るそうです。6月上旬は矢持町でホタル祭りが開催中だということですが、どういうイベントなのでしょうか。
さて、午後8時過ぎに、家族で車に乗って出発。サニーロードの横輪口から矢持町に向かいます。一本道をそのまま横輪町の集落を越え、採石現場にある横輪川にかかる小さな橋を越えたあたりから矢持町の集落に至るまでと、同じ道の矢持町平家の里を越えたその先がホタルが出るスポットになります。
さて、現地について気がついたのですが、今日は雲が低くたれ込め、伊勢市の灯火にその雲が照らされているため、この山の中の横輪川あたりも、山の端と空の区別も、田の様子も肉眼ではっきり見ることができるほど明るい状態で、あまりホタル鑑賞にはそぐわない気候条件になってしまっていました。
それでも、かなりの数のホタルを見ることができました。昨年の夏には同じ場所で地上に銀河が横たわっているのかと思うような見事な蛍の集団を見ることができました。たぶんずいぶんと気象条件にも恵まれたのだと思います。それに比べると寂しいものでしたが、横輪川の清流と平家の落人伝説のある矢持町(平清盛の四男知盛の菩提寺久昌寺があります。)という自然に恵まれた場所ならではの蛍でした。我々の他にもかなりの台数の車がホタル鑑賞に矢持町を訪れていたようです。このあたりのホタルの名所には他に度会町の和井野があります。こちらも近いうちに行ってこようかなと思っています。
さて、このように素晴らしいホタルですから、最近、増殖させるためにホタルを放流することがはやっているそうです。しかし、これに対してホタルの愛好家や研究者でつくる「全国ホタル研究会」は、遺伝的に違う別の場所のホタルを移すことによって遺伝子が乱れたり、あるいはその場所の生態系を壊したりする可能性があるために、のべつまくなしに放流しないように呼びかけています。
地元の方にうかがうと、昔に比べるとずいぶん蛍も減ってしまったということですが残念なことです。ホタルの出現自体も例年に比べて早くなっているそうで、これもアル・ゴアの映画「不都合な真実」などでも指摘されている地球温暖化の影響でしょうか。ホタルという生き物自体、川の流れや水質、川辺の環境などに左右されますし、それ以外にもなかなか難しい問題があるようです。
矢持町のホタルについての問い合わせ先
伊勢市観光政策課 TEL 0596-21-5566 FAX 0596-21-5522
E-mail kanko@city.ise.mie.jp
URL http://www.city.ise.mie.jp






