元・米国副大統領アル・ゴアの出演による、環境問題とりわけ地球温暖化への取り組みの重要性を強調した映画「不都合な真実」が、平成19(2007)年6月23日13:30から「いせトピア」で上映されます。上映は一回のみ、定員は先着350名で、入場料は無料です。
民主党のアル・ゴアといえば、クリントン大統領政権下で長く副大統領を務め、2000年のアメリカ大統領選挙で、共和党のブッシュ候補と史上に残る大接戦の末敗退したことは、我々の記憶にも新しいところです。
この米国大統領選挙の際には、たまたまIMSNという消費者問題関係の国際会議出席でワシントンに1週間近く滞在しておりましたので、その時の雰囲気については現地で体験することができました。
その時のことについては「日米関係を政争の具にするな」というエントリーで少し書きましたが、あれは要するに、本来なら民主党に流れるはずの票を、著名な消費者運動家のラルフ・ネーダーが自分に少し集めすぎてアル・ゴアが落選してしまったということでしょう。
ちなみに消費者問題というのは、もともと米国民主党が熱心な分野で、私が当時交渉した相手の米国連邦取引委員会(FTC)のコミッショナー、モーゼル・トンプソン(Mozelle W. Thompson)氏も民主党に指名されたコミッショナーでした。なお、このトンプソン氏はお母さんが立川出身の日本人です。
脱線しすぎました。本題に戻りますが、この映画「不都合な真実」は、アル・ゴアの地球環境問題に関する講演の様子に編集を加えたもの。
その内容は、温室効果によって、北極海の氷が溶け、世界各地がハリケーンや台風などの異常気象に襲われる。対策を打たなければ、2050年にはニューヨークのマンハッタン島が水没するなどといったもの。第79回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞作品です。しかし、毀誉褒貶相半ばし、評者によっては、「アル・ゴアの宣伝映画」、「鬼面人を驚かすだけ」、もっとも厳しい批判をする向きからは「インサイダー取引映画」とまで言われています。
もっとも、ガソリンに補助金を出し国際標準に低率の税金しかかけず先進国の標準からすれば半額以下で販売したり、そもそも二酸化炭素CO2などの温室効果ガスの削減率を定めた京都議定書をいまだに批准していない米国にとっては啓蒙の意味はあることだけは確実です。
どちらにしてもいろいろな意味で興味を引かれますので、私も見に行こうと思っています。
映画「不都合な真実」
平成19(2007)年6月23日13:30(開場13:00)
場所:伊勢市黒瀬町 いせトピア
先着350名 入場料無料 事前申し込み不要
主催:100万人のキャンドルナイト伊勢実行部隊・伊勢市問い合わせ先
伊勢市役所環境課 0596-21-5540 観光企画課 0596-21-5565
平成20年11月24日改変:文中米国のガソリン価格に関する記述に誤りがありましたので訂正しました。





