一時は影を潜めていた衆参同日選挙についての話題が急に増えてきました。
菅直人代表代行が、12日開催されたパーティの席上で挨拶し、
「安倍晋三首相の顔が少し引きつってきた。民主党が内閣不信任決議案を出した場合には、衆議院解散から衆参同日ダブル選挙の可能性が出てきたのではないか」と述べました。
一方で、小泉純一郎総理の首席秘書官であった飯島勲氏は、同じく12日に講演し、
「参議院議員選挙について、消えた年金記録問題の影響で、自民党が40議席程度の大敗を喫し、与党合計でも過半数を12か13議席割るのではないか」と述べています。
また、鳩山由紀夫幹事長は2日の民主党全国幹事長会議で、衆参同日選挙もあり得ると発言しています。
年が変わる頃に一時期、与党が参議院議員選で苦戦することを前提とした同日選挙の噂が盛んになりましたが、いつの間にか下火になっていました。それが最近妙にリアリティを持って語られるようになってきた背景には、松岡利勝氏が関係したのではとささやかれていた独立行政法人「緑資源機構」の入札談合事件や、消えた年金記録の問題があります。
5月21日の新聞報道では、「自民党が参議院議員選挙対策で、衆議院議員に総動員指令を発した」とするものもありました。(検索してみましたがインターネット上には見あたらないようです。)これは、今年の参議院選挙が、12年に一度だけ統一地方選挙とかち合う年回りにあたることから、地方議員が選挙疲れで動きが鈍くなることを計算に入れての自民党側の引き締め策だろうとその時点では思いました。
特に、飯島勲氏の発言は、政治情勢に関するアドバルーン的な性格が強いので、現時点では、衆参同日選挙があるとして、民主党に対して牽制してきていることが大本で、それに対して準備を忘れてはいけないと民主党側が反応しているといったあたりが今の状況なのだろうと考えています。
参考リンク
2007年参議院議員選挙、18激戦区予想





