伊勢市観光文化会館で催された伊勢管弦楽団定期演奏会に家族と一緒に聞きに行ってきました。年に一回の定期演奏会で、曲目は、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番ト短調作品25と休憩を挟んでブルックナーの交響曲第8番ハ短調の二つ。指揮は精神科医で三重大学教育学部教授の大谷正人さん、ピアノ独奏は、皇學館大学非常勤講師でもある井上ヒロミさんでした。
100名以上の大編成、アマチュアのオーケストラとは思えない演奏で家族みんな(除く4歳の娘。一曲が長すぎて集中力が続かなかったようでした。演奏中にあたりの観客の皆さんを見回して「さわやかな音楽で、みんな寝てった。」と小声で耳打ちしてくれました。思わず苦笑してしまいましたが・・・)も堪能させていただきました。また来年もぜひ聞きに行きたいです。
この伊勢管弦楽団は、昭和56(1981)年に十数名から出発し、現在まで25年以上にわたり活動してきました。人口10万人の旧・伊勢市や松阪市を活動の拠点としているのですから、団員集め、練習場所確保、切符の販売、スポンサー探しなど運営には都会では考えられないような苦労があったのだと思います。こういった地道な努力が我々の地元での文化作り、市民のコミュニティ作りにつながっていくのでしょう。伊勢市教育委員会などが後援していますがもちろんそれにふさわしい活動だと感じます。
ヨーロッパなどでは、小さな地方都市でもオーケストラや美術館など実に立派な文化施設を持っていますが、日本でもこのような市民レベルの努力が実を結べば、演奏会場は、音響面はさておき、収容人数などはあちらに負けないのですから、もっと身近に音楽を楽しむことができるようになることでしょう。生の演奏を聴けるということは素晴らしいことです。本当に頑張ってほしいものです。今日も、大勢のお子さんが聞きに来てみえましたが、うらやましいですね、私などはオーケストラを生で聴いたのは就職してからです。(だから音痴なんですかね。きっとそうに違いない・・・)小さい頃に聞くことができるということは、別に音楽の道を志さなくても、お子さんの将来にもきっといい影響が出るでしょう。
伊勢管弦楽団
団長:山本晃氏、常任指揮者:大谷正人氏、事務局長:小山喜雄氏
来年の予定 第27回伊勢管弦楽団定期演奏会
平成20(2008)年5月18日日曜日 於 伊勢市観光文化会館





