明日は、愛知県知事選挙、北九州市長選挙の投票日。今の日本は、輸出できる産業の景気がよく、景気のいいところと悪い自治体がはっきりしていますが、ともに、勝ち組といわれる自治体の首長選挙です。
普通は、現在の生活に満足していると、政権与党に支持が集まり、一方で、満足できないと野党に支援があつまるものです。その意味からすると、今回の選挙は元々与党が有利な選挙であるはずです。
この理屈からみると今回は与党が有利なはず。しかし、本当に愛知県と北九州市の有権者が与党を選ぶのでしょうか?
政府の方針によって、 一昔前とはちがい新規の公共事業も激減しています。現在の安倍政権でもそうです。今回の選挙にも立候補者がいますが、国土交通省あたりの出身者は、「自分が当選すれば選挙区に公共事業をもってくることができるから、応援しろ」というようなことをいうようです。しかし、当選後の実際の事業の金額をみれば、全くの空振りで、それが選挙対策の発言であることは誰にでもわかることでしょう。浜の真砂のつきるとも、世にこの類の政治家が絶滅しないのは地元にとっても残念なことです。
私の経験からしても、心ある建設・土木関連企業の経営者の皆さんは、与党の選挙に動員させられて、報われることが少ない予算ぶんどり合戦に参戦するよりも、公共事業が激減した後にどのように正攻法で経営を行っていくかについて知恵を絞りはじめたようです。
これは、地方と中央の関係が変わり、その結果有権者(この場合は経営者の皆さん)の意識も変化してきたことの一つの例ですが、一般の有権者の考え方も少しずつ変わってきたのではないでしょうか。
確かに、有権者の意識は変化しています。そのことは、先日の宮崎県知事選挙でそのまんま東さんが当選した例でも明らかです。ひょっとすると、昨年の衆議院議員千葉7区補欠選挙もその前触れだったのかもしれません。
今、愛知県知事選挙では、民主党推薦で新人の石田芳弘さんが、現職の候補者に対して戦っています。また、北九州市長選挙では、衆議院議員を辞職してまで北橋健治さんが挑戦しています。特に、北橋健治さんは、私が大学時代から20年以上の長いおつきあいで、いろいろ教えていただきました。ぜひとも、お二人には勝ってほしいと思います。そして、愛知県や北九州市の有権者の皆さんの意識が変わったということを見せていただきたいと思っています。
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