Top >  1.経済 >  ミルトン・フリードマン亡くなる

2006年11月20日       

ミルトン・フリードマン亡くなる

 ノーベル賞経済学者でシカゴ学派の大御所のミルトン・フリードマンが11月16日94歳で亡くなりました。彼のベストセラー『選択の自由』は、1980年発刊ということですから、当時私は大学受験の真っ最中でしたが、分厚いハードカバーの本でしたが読んだ覚えがあります。(受験中に、そんなことだから浪人するんですね。)私なりに当時のばらまき福祉には反感を感じていましたので、その内容には共感するところが多かったのを今もよく覚えています。

 当時は、これもつい最近97歳で亡くなったケネス・ガルブレイスの『不確実性の時代』もベストセラーになり、テレビシリーズにもなるなど、第2次石油ショックの直後で、経済学に対する関心(期待?)が高まっていた時代でした。もっともケインジアンだったケネス・ガルブレイスとミルトン・フリードマンでは主張が正反対なのですが・・・ケネス・ガルブレイスはニューディール政策で有名な民主党のフランクリン・ルーズベルト大統領のブレーンで、ミルトン・フリードマンは典型的リバタリアンです。

 さて、「貨幣が重要である」というマネタリズムの観点から、米国の大恐慌は、中央銀行がマネーサプライを絞りすぎたことが原因であると指摘したり、古典派経済学を復活させるために?期待の役割を強調したり、フリードマンの経済学への貢献は、疑いもなく巨人といっていいものがありました。

 特に、彼の大恐慌の研究は、現代日本の景気回復問題で、とても重要な視点を提供してくれています。景気回復のために通貨供給量を増やしてデフレを抜けるべきだという、リフレーションと呼ばれる考え方の基本となる実証研究がこの大恐慌の研究でした。

【ブログは、今ごらんいただいている「民主党三重5区 金子洋一 政治経済ブログ」に一本化しました。他のサイトのブログは今後順次、廃止していきます。ブックマークやRSSリーダーなどの切り替えをお願いいたします。】

↓人気ブログランキング↓に参加しています。↓応援のクリック、お願いします。↓
にほんブログ村 政治ブログへ    





リフレ政策を発動せよ

 <  前の記事 イオンカップ2006世界新体操クラブ選手権  |  トップページ  |  次の記事 リバタリアニズムとフリードマン  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://guts-kaneko.com/x/mt/mt-tb.cgi/159

この一覧は、次のエントリーを参照しています: ミルトン・フリードマン亡くなる:

» リバタリアニズムとフリードマン 送信元 民主党三重5区 金子洋一 政治経済ブログ
昨日の、ミルトン・フリードマンの話題を続けます。 「ブッシュ大統領:私は、ここに自由のヒーロー a hero of freedom であるミルトン・フリー... [詳しくはこちら]

         


このページについて

このページは「金子洋一「エコノミスト・ブログ」」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。

金子洋一プロフィール


現在、民主党参議院議員(神奈川県選出)、生活支援カウンセリング協会理事長。

これまでに、経済企画庁(現・内閣府)
OECD科学技術産業局エコノミスト
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科兼任講師などを経る。

専門は、マクロ経済(景気)と消費者問題。詳細なプロフィールはこちら

 なお、このブログの記事内で意見にわたる部分は、私の個人的見解です。いただいたメッセージは私本人が必ず読ませていただき、今後の政策作りの参考にさせていただきます。直接ご返事を差し上げる場合もありますので、できればお名前とメールアドレスをお書きください。

ツイッター Twitter
ちょっとだけ注目記事
過去の月別エントリー
キャンペーン

リフレ政策を発動せよ

にほんブログ村 政治ブログへ

奉祝 親王殿下御生誕

北朝鮮による拉致に抗議します
金子洋一に連絡する

金子洋一メールアドレスはパソコンでご覧になれます

金子洋一へメールを送る