塩野七生さんの「ローマ人への20の質問」(文春新書)を久々に本棚から取り出して、目についた言葉が"Salve, intrare possum?" 「サルベ、イントラーレ ポッスム?」でした。
ローマ帝国の人々が使っていた言葉が、今日でも、少々のフランス語(や、たぶんイタリア語)の知識があれば、「こんにちは、入ることが可能ですか?」、「こんにちは、入ってもいいですか?」というくらいの意味だということがすぐにわかります。
我々にとって意外なほどヨーロッパの文化は昔にさかのぼることができます。EUの統合でも、文化が欧州で共有されているということが強調されていました。
フランス語にしても、ラテン語を参考に作られた人工語的な側面もあります。人々が、その当時の時代の制約の下、伝統を受け継ぐために営々と努力を重ねてきたことが、ローマ帝国の時代の言葉を現在も理解可能にしているのです。
昨日12日、伊勢神宮(外宮、内宮)にお参りしてきました。7年後の平成25(2013)年が第62回式年遷宮、ご遷宮の年にあたります。すでに地元の伊勢市でもお木曳きなどの行事が執り行われましたが、「悠久の伝統」が重要であることは洋の東西を問わないものだと痛く感じています。
こういった意味で、「悠久」ということばを連想させる「悠仁」さまというお名前は、このような時代に、大変に意義深いお名前であると拝察しております。皇位うんぬんの前に、子を持つ父親として、ご健康にご成長になることを祈っております。
追伸
前々回のエントリー以来、民主党のマニフェストの解釈についてのコメントをいくつかいただきました。コメントをくださった方は私が解釈をしたのでは、ご満足いかないようなのですが、どうしても民主党の有権解釈がご必要なら、私の手を越えますので、党本部におたずねくださるようお願いいたします。





