台風21号の豪雨災害で、住宅1500戸以上が床上浸水した海山町相賀地区に13日、14日と行ってきました。
既に数回被害のお見舞いには来ておりましたが、昨日14日には清掃のボランティアとして、海山町総合体育館の復旧作業のお手伝いをしました。この場所は、支援物資の集積場所になっていたため町の中で一番最後に汚泥の清掃がされました。連合紀北と労福協のボランティアの皆さん50名と一緒に、現地に朝8時45分集合ですので、念のため伊勢市の自宅を車で6時半に出発。海山町役場に集合です。
毛の短いデッキブラシで、ごしごしと体育館の木製の床の清掃です。これが汚水(このあたりはくみ取り式の便所も多いようです。)を含んだ目の細かい粘土質の汚泥が木製の床の細かい隙間にはいっていますので、1回や2回ではきれいになりません。たった一時間経っただけでも、サークルKで買ってきた防塵マスクが茶色に変色するほどに汚泥の粉塵がもうもうとします。参議院選挙で痛めたぎっくり腰が再発しないか少しびくびくしながらも、20名ほどの皆さんとごしごしとやりました。ブラシの後はぞうきん、ぬらした新聞紙で仕上げ拭きですが、まだまだ完全とは行かず、もう2回程度は清掃しなければ体育館としての使用は難しいと思います。(慣れない作業をしましたので、今は全身が筋肉痛です。)
さて、一昨日13日には、被災地のその後の状況について現地にお住まいの方にうかがう機会がありましたが(これまでは、町長さんなどへのヒアリングが主でした。)特に被災された個人の住宅に対しての救援をお願いしたいとのことでした。
床上浸水した相賀地区では1000戸以上のご家庭で1階に会った家財道具を全て捨てたということです。海山町は高齢化率が33%。特に、一人暮らしのご老人の今後の生活が成り立たない。公的に融資を受けようとしても保証人が必要で、独居老人にはハードルが高い。制度的には難しいことは重々承知だがなんとか個人補償の道を探ってくれないか。また2次災害の支援も、養殖などが軒並みやられているので資金の融資をしてほしいとのことでした。
さらに、「尾鷲ドライブイン」という、地元で一二を争う雇用主である大きなドライブインも、経済的な計算の結果、復旧のめどがたたず閉鎖になるといわれています。その結果地元の雇用が大きく失われることになりそうです。おそらく新潟などでも同じ状況があるでしょうから、災害から雇用を守るという観点からの取り組む手法を検討する必要がでてくるでしょう。
海山町では公的な設備の損害が約60億円という金額でしたが、個人を含めるとその程度のものではありません。今後も被災地、被災された皆様には微力ですがご支援申し上げることをお約束して帰ってまいりました。





