
59年前の今日、日本軍の無条件降伏、主権を制限下に置くなどの過酷な条件を内容とするポツダム宣言を受諾し、先の大戦は終わりました。
憲法秩序を守り、紛争の平和的な解決を図ろうとする上下の人々の願いにもかかわらず、中国の策略という外患と、陸軍の暴走とテロの恐怖という内憂に引きずられた政府は、国際協調路線を外れ、あまつさえドイツ、イタリアと同盟を、ソ連と中立条約を結び、無謀な戦争に突入していったのでした。
その結果、数百万もの大勢の尊い人命が失われ、また、国際法を蹂躙する大量破壊兵器である原子爆弾が、連合軍の手で広島に、そして長崎に落とされました。何十万人もの方々が虐殺され、いまだに後遺症に苦しむ方々もおいでです。まさにナチスの強制収容所にも比肩するHiroshima Atrocity もしくはNagasaki Atrocityと呼ぶべき残虐行為でした。これらの「大虐殺」を我々は忘れてはなりません。そして、このようなことが再び繰り返される過ちは決しておかしてはなりません。特に我々のように政治に関わろうとしている人間は肝に銘じなくてはなりません。
さて、長崎の爆心地から800メートルの距離にある山王神社の被爆クスノキは、核攻撃によって一時は死んだかと思われていましたが、楠というだけあって生き返り、敗戦間もない長崎の人々を勇気づけたといいます。今日は、写真のように、この被爆クスノキの種から生まれた苗の伊勢市生涯学習センター(いせトピア)での植樹祭に参加してきました。
この苗は「平和の誓いの樹」と名付けられました。まだまだほんのひょろひょろとした苗木に過ぎませんが、いつしか大木となり、原爆や戦争の悲惨さとそこから生き返って戦後の復興を生み出した我々の父母の世代を偲ぶ縁になることでしょう。
また、同時に開催された「非核・平和空襲展」(実行委員長:伊勢地区労継承センター委員長上田勝次氏)では、貴重な体験談や展示をまじかにみることができました。毎年8月15日に開催されていますのでお近くの方はぜひ来年足を運ばれることをお勧めします。





